あらゆる変化には自分も変わらないといけない。
こう思っても、なかなか勇気が出ず変わることができない。
そんな勇気を持ち、チャレンジしたい方に向けて書かれた本が
『チーズはどこへ消えた?』です。
「チーズはどこへ消えた?」は2000年に発行され世界的にベストセラーになり、
日本だけでも450万部を突破するほどの大ヒット作です。
本書は、「自分を変えるにはどうしたらいいか?」をテーマとしている本で、
読めば”挑戦”や”変化”を後押ししてくれます。
今回は、そんな『チーズはどこへ消えた?』のあらすじを要約しました。
「チーズはどこへ消えた?」あらすじ
本書の登場人物
・ホー(小人)
・スニッフ(ネズミ)
・スカリー(ネズミ)
この2人と2匹が迷路にあるチーズを探す物語になっています
ストーリー
ヘムとホー、スニッフとスカリーはいつも迷路にチーズを探しに行っていました。
ある日、2人と2匹は、迷路にあるチーズステーションCという場所で
大量のチーズを見つけます。
みんな大量のチーズを毎日食べて、満足いく日々を過ごしていました。
しかし、みんなで毎日チーズを食べていたので、チーズはどんどん少なくなり、
ついに無くなってしまいます。
チーズが無くなると、ネズミのスニッフとスカリーは、またすぐに迷路に新たなチーズを探しに行きます。
それに対し、ヘムとホーは「チーズは戻ってくるはずだ」と
チーズステーションCから離れませんでした。
しかし、どれだけ待ってもチーズは戻ってきません。
待っても待ってもチーズは戻ってこないので、ヘムとホーでも対立が生まれてしまいます。
ヘムは「いつかはチーズは戻ってくるはずだ!このまま何もせず慣れた環境であるチーズステーションCにいた方がいい。」と主張。
それに対し、ホーは「チーズは待っても戻ってこない。、また迷路の中にチーズを探しに行くべきだ。」と主張する。
2人は対立えを続け。そしてとうとうホーは、1人でチーズを探しに迷路に行くことを決めました。
迷路で旅をするうちに、ホーはいくつかのことを学びます。
・変化を予期する=チーズが消えてしまうことに備えよ
・変化を探知する=常にチーズの匂いを嗅いでいれば古くなったことに気づく
・変化に早く適応する=古いチーズを諦めれば早く新しいチーズを楽しめる。
・変化できないのは恐怖があるから=迷路の中には何があるかわからない。
ホーは自分を変え、新しくチーズステーションNにたどり着きました。チーズステーションNには、新しいたくさんのチーズがありました。
そこには、すでにネズミのスニッフとスカリーがいました。
2匹はすでにチーズを食べて満腹の様子でした。
こうしてホーは自分を変え、迷路の中で学び、新しいチーズを掴み取ることができました。
本書で気づいたこと
変化とは何かを失うわけではなく、何かを新しく得るためにとても大切。
まずは行動を起こす、もしだめでも失敗でも、引き返し戻ればいい。
周りを変えるには、最初には自分が変わらないとなにも変わらない。
新しいことをするには誰もが恐怖する、だがやってみると案外すんなりとできる。
本書に「恐怖がなかったら何をする。」ということばが出てきます。
もしやりたいことがあったらこの言葉を思い出してみましょう。
まとめ
・変化は起きるもの
・変化を予期すること
・変化を探知すること
・変化に早く適応する
・変化できないのは恐怖があるから
『チーズはどこへ消えた?』は、変化への恐怖をテーマにした若者向けのベストセラーです。あなたにとってチーズはなんでしょうか?
あらすじを読んで、この本いいなと思ったら是非買ってみてください。
あなたが変化を恐れずこれから色んな事に挑戦していくことを願っています。
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