機嫌がいい人は「ドライでいい」と知っている 「機嫌のデザイン」紹介

自己啓発

仕事や人生で悩んだ時どう考えたらいいのでしょうか。

「機嫌のデザイン」の著者プロダクトデザイナーの秋田道夫氏は、
周りに左右されないシンプルな考え方、
気を使う人は損をする、気が利く人は得をする。と述べている。
秋田道夫氏の「毎日を機嫌よく生きるためのヒント」を紹介していきます。

気を使うと損をする
気を使うと自分を消耗してしまいます、「気を使う」とは、人からどう見られて
いるのかというのを気にして自分の神経をすり減らしているイメージ。

それに対し、気が利くとは先回りをして、それをしたら相手が喜ぶだろうなという
相手を喜ばせるニュアンスがあります。

「気を使う」は、相手の顔色をうかがいながら事をなしていることで、
「気が利く」は自分から仕掛けて親切そのものを楽しんでいる様子。

気を使うのは「手動ドア」で、気が利くというのは「自動ドア」みたいな感じかもしれません。

自分のために手でドアを開けてくれる人は、もちろん相手からも親切な人に映ります。そんな人はあまりいないですしね。

ですが、これが何度も続くとかえって相手に負担を与えてしまうことです。
そのことに気がついていないわけです。

私だったら、「いつも気を使わせて申し訳ないな」思ってしまいます。

当人は良いことをしたのに相手はちょっと迷惑とすら思うのは、お互い残念です。

さらには、いつも気を使って開けてくれているのに「今日は開けてくれない」という、甘えが生じてしまいます。

気を使うと相手も自分も気が重くなる

それよりかは、「○○さんと一緒にいると、そういえばいつもスムーズにドアが次々と開くな。」と感じてもらえるほうがいいですね。

ようは「気が利く」というのは行為そのものが自然に組み込まれていて、あたかも最初からそうだったかのように感じさせることで、相手に負担を感じさせない配慮です。

今回はドアにたとえてお話ししましたが、仕事で発生するあらゆるやりとりにいえることだと思います。

(本書から『機嫌のデザイン まわりに左右されないシンプルな考え方』から一部を抜粋・改変したものです)

機嫌のデザイン まわりに左右されないシンプルな考え方 [ 秋田 道夫 ]

機嫌がいい人はドライでいいと知っている

いつも他人と比べてしまう。
このままでいいのか、と焦る。
いつまでたっても自信が持てない。

仕事や人生に悩んでしまった時、どう考えればいいのか。

それは「何事にも『期待するな』です。
世間にも家族にも友人にも
さらには自分にも。」

自分から挨拶をして、気持ちよく挨拶が返ってくるのか、全く無言でなにも帰ってこないのか。
この違いによってどのくらいの距離を保つべきなのかの目安がつかめる。
挨拶を形式的な礼儀やマナーではなく、「間合い」を測るための技術という考え方です。

だからといって心地よい挨拶が返ってきた人と、交流が生まれる可能性は高いですが、それにこだわるということでもありません。相手から100%気持ちのいい挨拶が返ってくると思わない、そう相手に期待しないのです。

社歴も肩書も、人付き合いには関係ない

誰に対しても「おはようございます」「失礼します」「お疲れ様です」と、
愛想よく挨拶することはとてもいいことです。
意外とできない人が多いですし、それができるのも才能の一つです。
自分に話しかけてもらえる、話しかけやすい雰囲気を作る。

どこの会社でも、どの立場、環境でもこのスタンスを忘れてはいけないです。

素直に優る、才能はありません。

おわりに

これは私が好きな言葉でもあるのですが
「どんどん本を読んで色々なものを観てください。
そしてどんどん忘れてください。
それでも残っているのがあなたの知識です。」

この言葉で私はもっとたくさんの本を読みたいとなりました。

日々抱いている悩みや焦り、気負いが消えていき
心がフッと軽くなる、秋田氏の
「シンプルで本質をとらえた言葉と考え方」

そんな秋田氏が繰り返し語っているのは、
「機嫌よくいること」の大切さ。

「別に前向きではありません。ただ機嫌がいいだけです。」

「機嫌よく日々とつき合う」ためのヒントが満載の1冊です。

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