20代で知っておくと、便利な事とは 「20代で得た知見」の解説 著者ℱ

自己啓発
20代で知っておいた方がいいこと

本書はFさん自身の経験、数百名以上の様々な立場の方たちを訪ねた内容から
構成されていて、エッセイでありながら、あらゆる経験をあらゆる立場の方たち
から語っているような感じで、20代で経験することをアドバイスする形で、
読者に語ってくれる1冊です。

本書の目次

第一章 「不完全からの出発」
第二章 「現実に関する幾つかの身も蓋もない事実」
第三章 「アンチ・アンチロマンチック」
第四章 「愛に関する幾つかの殴り書き」

以上、4章で生き方、仕事、恋愛などについて
180以上の断片で記載されています。

一つ一つが短く、とても読みやすいです。

20代で得た知見の要約

明日がないかもしれない

「明日くたばるかもしれない、だから生き急げ」

「好きな人がいるなら、気持ちはすぐ伝えた方がいい」

「欲しいものは、すぐ買った方がいい。」

今、伝えれる時に伝えて、買いたいときに買う、行きたいところに行く、
その時の感情、物欲にも賞味期限があります。

後からやればいい、年を取ってからでいい、
日本人はこういう人がほとんどなのです。
そうではなく、とにかく早く動く。

多くの人は考えて行動するのですが、
そんなことでは20代は
あっという間に終わってしまいます。

20代に自信はいらない。

自信がないから、勉強したいと思える、人の優れた部分が見える、

自信はいらない、だからこそ色んなものに触れられる。

自信がないのは最大の武器です。

気持ちが変わる前に、行動しましょう。

普通じゃだめなのか

『普通の人なんてひとりもいない』。

人間誰しも『ダメなところ』を持っている生き物であり、ダメなところを取り繕って普通になろうとするから苦しんでしまいます。

開き直って
『ダメならダメなりに自分にとっての幸せを見つける』ことこそが大切です。

そして、自分の普通を受け入れましょう。
よく怒り、よく泣き、よく話す、そしてよく黙り込む。気取らなくていい。
面白いことも言わなくていい。天才にも異常者にもならなくていい。
普通の人だからこそ多くの人の痛みがわかり、弱さがわかる。
普通なら普通なりに考え抜いて何かやろうとする。

自分のダメなところは笑い飛ばして『自分にとっての幸せ』を探していきましょう。

自分の遺品を買う

人間は誰かに何かを与えるために生まれてきました。

つまり、物で買える幸せは
さっさと買っておいた方がいいのです。

高級ブランドなどは物凄く高い、ですが一生ものであり
人と被ることもない、高いから大切にしようと思うものを
買っておいた方がいいのです。

消耗品に関しては安いものを、使い倒して買い直すことで
清潔感を保つことが賢い買い物です。

消耗品ではない一生物である物の場合は、
本当に一生使えるくらいの物を
買っておくことが推奨されてます。

少しでも違和感を感じたら

ちょっとした違和感に敏感になることはとても重要です。

「この人何か違うな」

「ここの空気なんか変だな」

「このまま職場で働いていていいのか」など

少しの違和感は、後から大きな違和感になるかもしれません。

違和感を感じて、その違和感を修正する。
そして、その修正している段階を楽しむことが大事で、
これが仕事でもプライベートでも
充実するためには、非常に大切な考え方です。

愛について

愛とは何でしょうか?

お金の事か、時間か、手間暇かけたこと、それとも二人の会話が途切れず話すこと。
現実的だとお店選び、会計がスマートなところ、困ったときに助けてくれるところ、
とても褒めてくれること、怒ってくれること、特別扱いしてくれるところか、
色んな事を考えると思います。

でも、私たちが求めていることは結局そのすべて。

貧乏であろうがお金持であろうが、不器用器用は関係ない。

何よりもこれらに共通することは「全力が振り絞られているか」どうか。

自分が大切にしたいものは相手を全力で思い行動すること、

それが愛なのかもしれない。

終わりに

「20代で得た知見」についてここまで紹介しました。

本書を読んで、20代での行動、生き方、考え方について考え直すことができました。

私はこの本を最初に読書始めようと思って読み始め、読書は少し苦手だった私も、
文が短く読みやすいので、スラスラ読めました、
悩んでいる方、自分なりに結果を出したい方、読書があんまり得意ではない方に
是非読んでいただきたい一冊です。

20代で得た知見 [ F ]

楽天で購入

 

楽天ブックスなら送料無料

コメント